ぷらす新人スタッフ紹介第２弾！！

 

　ぷらすに配属になりました、目次孝之です。統合失調症の当事者としてピアスタッフとして活動することになります。これまで、松江の地域活動支援センター、ビ・フレンディングでピアカウンセラーとして、3年余り活動してきました。

 

　ともかく食べることが好きです。「生きるために食べる」というより「食べるために生きている」という感じです。私にとって本格的な就労は久しぶりですが、懸命に自分の役割を果たしていく所存です。どうぞよろしくお願い致します。

 

　ところで、皆さんは、ピアカウンセラーというものをご存知でしたか？日本語にすると、「当事者カウンセラー」となります。私は、統合失調症である為、「精神障がい当事者のカウンセラー」ということになります。

 

　精神障がいのある私が、同じく、精神障がい、精神疾患のある当事者の方のカウンセリングをする。これが、私のおこなってきたピアカウンセリング、というものです。

 

　偉そうに、ピアカウンセラー、と言っても、全国的に統一された資格、といったものではありません。そのような動きも、都会を中心に少しずつ始まっていてはいますが、まだ、浸透しているところまでは至っていません。

 

　私が、おこなってきたのは、当事者の方のお話を聞くに徹する、ということです。私もそうだったのですが、当時者には、話したいこと、聞いてもらいたいことが山程あります。しかし、自分の考え、思いを、言語化して、相手に伝えることを苦手とする当事者の方は、とても多いのです。又、支援者は非常に多忙である為、中々時間をとって、当事者の話を聞くことができない場合もあります。

 

　そんな時が、ピアカウンセラーの役割が重要になります。

 

　時間をかけて当事者の方の話を聞き、当事者の方が、何を考え、何を願い、何を悩み、どう自分の人生を生きていきたいのか、等をクリアにしていきます。何を、どのように話しても自由です。ただただ、お話を聞いていき、悩み、不平、不満のその先にある、当事者の方の本音を明らかにしていくこともあります。人によっては、最初のカウンセリングから、1年経って本音が飛び出したりします。

 

　信頼関係を築いたうえで成り立つ話し合い、それが、私のこだわってきた、ピアカウンセリングです。

 

　興味をもたれた方、気楽にお電話でお問い合わせ下さい。