社会福祉法人 桑友

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パン工房…最後の大掃除

まるべりー斐川の工房の原です。

お正月、成人式から少し(かなり)話題は戻りますが…

今日はパン工房の大掃除の様子をお伝えします。

 

毎年のことですが、出勤時間帯がバラバラ、出勤する日もバラバラであり、

一斉に!みんなで!という訳にはいかず、担当者がチェックリストを作成しチェックをしていき、数日かけて協力してすすめました。

今回は現在の工房の最後の大掃除。皆あまり(全く)それを口にしてはいませんでしたが、

大掃除についてや現在の工房についての思いなど話を聞きました。

 

 

○利用者Mさん

「最後とのことで長年の汚れがきれいになるようにしている。この工房、お疲れ様!新しい工房に移ることについては楽しみの方が大きいが不安もある。」

 

○利用者Oさん

「一生懸命掃除して良かった。溝掃除を頑張った。最後の大掃除はさみしいです。」(約20年当事業所利用、現在の工房にも最初から通っておられます。)

 

○利用者Kさん

「外の食品庫、包材庫掃除を頑張りました。きれいになり良かったです。(今回最後の大掃除、新工房へ移ることについては…)わからない。ピンとこない。」

 

 

利用者の皆さんはいつも通りに大掃除を一生懸命頑張った、最後という実感はまだわかない…といった感じの方が多いでしょうか。

 

次はスタッフの話を聞きました。

 

●製造Tさん

「長年の汚れが落ちなさ過ぎて大変だった!(現在の工房の思い出は…)いっぱいありすぎて!」

 

●製造Mさん

「入った時から毎年担当していますが、ホイロ上部掃除で粉まみれ!すごかった…。現在の工房については、工房、設備などいろいろ古くなっており限界近いものもあり、なんとか頑張った。」

 

●製造Mさん

「入った時からすでに古い工房だった…。大掃除については利用者さんと一緒にできて良かった。(特に厨房コンロ!)皆の勤務がバラバラであるため、掃除後の仕上がりチェックができていなかった。新しい工房ではきちんとしたい。現在の工房で謝恩会的なことを計画中です!」

 

 

スタッフの方は、古い設備や機械の故障に泣かされた思い出が大きいでしょうか。

皆よく頑張りました!

 

私自身も、この工房とお別れする実感は全くなく、その時がきて初めてこみあげてくるものがあるのかなと思います。

今年になり、その日が近づいてきていることを考えながら作業中見渡すと、この1つのせまい(すみません)スペースで片寄せ合い(ぶつかり合い)皆の顔、様子がすぐに見えて…良かったなと思う気はします。

そして、ここで皆それぞれたくさんの成長をしたなと思えたら良いなと思います。

 

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